研究室について知っておくべき大切なこと
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本研究室は製品を作成しません。プロトタイプ(検証のために作られる仮製品)も作りません。成果に対して「そのまま売れるの?」と聞いても「はい」とは答えません。本研究室はコンセプトを発信しているからです。
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本研究室では計算機は検証のための道具にすぎません。優れた研究を生む道具は、ノートと鉛筆、鉛筆を動かす頭です。そのため、計算機台とは別に十分な大きさの机を各学生に必ず提供しています。
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ソフトウェア開発では成果=商品・製品となりますが、本研究室の研究はソフトウェア開発ではありません。
将来の商品・製品の創造に役に立ちそうな、難問に立ち向かう、面白そうで使ってみたくなるような方法・手法・発想を幅広いあらゆる分野に向かって開発・提供することを研究成果としています。
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本研究室では実験をしますが、商品・製品の披露ではありません。方法・手法・発想のアイディアや問題の難しさ、課題の面白さの確認・デモンストレーションのために実験をします。小規模な対象の場合、手っ取り早く現象や方法・手法・発想を理解・発見するために実験もします。