苦手な英語を活用するための情報
( 本ページは本研究室の学生用です )
研究活動に英語は欠かせません。間違いなく必要です。
読む(一人の経験的アドバイス)
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各単語を日本語に置換して並べるだけにならないよう注意しましょう。
文として全く違った意味になる危険があります。文の区切りを見つけ、文・分節
の流れから意味をとるのがよいと思います。
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日本語訳を作ったら元の英語文献に見向きしない人がよくいます。これは
たいへん危険です。日本語訳はいつでも仮にすぎません。単語や節には複数の意味
があり、そのような英語を使って著者は内容を伝えています。一旦日本語に置き換
えてしまうと、著者が伝えたい意味が完全に消えることがよくあります。一度訳し
た所も、先を読よんだらもっと相応しい訳に置き換えることができます。
日本語訳は理解の仮の段階にすぎないので、勉強には元の英語文
献をいつも手元に置くことを忘れないように。
書く(一人の経験的アドバイス)
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辞書、中学・高校の教科書と参考書、そして同じ分野の文献を用意すれば作文できます。
その参考文献の文や言い回しをまねしてみましょう。その言い回しの
意味や使い方は、高校の教科書と参考書で調べられます。
単語・熟語を見つけるだけの辞書・翻訳の使い方は危険です。
辞書を使うのであれば、
和英、次に英和、次に英和内の例文という
順で調べ、その例文を真似て文を書くとよいと思います。
電子辞書やネットを使えば結構簡単な作業です。
一方通行型の発表(一人の経験的アドバイス)
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事前に作文して暗記すれば万全です。恐れることは何もありません。
最初は他の人も自分と同じです。長い文を避けて、できるだけ
アクセント位置だけは正確な発音を重視するとよいでしょう。
会話(一人の経験的アドバイス)
- 辞書(短文翻訳)を多用すること精神的には楽ですが、体力的にきついです。
会話が中断ばかりで、聞く方の苦痛になります。
コミュニケーションするためには、できるだけ辞書を引く回数を
減らすことです。最初は内容の正確性は犠牲にして、何かを伝えられ
れば成功と思ってコミュニケーションを楽しむことがお勧めです。
また、辞書に見出し語数的には汎用の常用単語よりも意味特定の専門的単語が
多く、それを選択しがちなので、辞書を多用すると場に合わず意味が通じない
ことも多いです。
日本語でも、国語辞書を使いながら会話すると伝わりませんね。道順を
聞く会話が、地理と地学や経営学の謎のディスカッションになってしまいます。
英語の習得に一番重要なのは、これまでの英語の授業で習ってきた教科書
レベルの文法と語彙だと思います(暗記に徹した入試の受験英語や受験授業ではありません。)。
今その大切さに気づけば十分です。現段階で汚くて間違っ
た英語を使うことを恐れないでください。とにかく使うことから始めま
しょう。そうやって英語の本気の学習を始めてから、徐々に過去に習った正しい英語を
しっかり振り返っていくと、自分が得する英語力が
身に着くと私は信じています。
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