中間報告討論会
( 本ページは本研究室の学生用です )
中間報告討論会とは
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卒業研究発表会、修士論文審査会や学会という審判の場で楽しく発表できるように、
研究を効果的に進展させて研究成果に結びつけるために発表者が活用する場です。
中間報告討論会の資料作成について
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発表者が行ってきた(いる)こと、発表者が成功(失敗)している
と思っていること、悩んでいることが参加者に伝わるように作成しましょう。
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主に参考文献を利用した活動であっても(全ての活動はそのはずです)、発表者の理解と意見・立場を論述しましょう。
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何かを参考にしている場合は、その箇所に必ず引用して明記し、参考文献にも載せましょう。
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目的と結論を書きましょう。
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資料は卒業研究論文や修士論文と同じ形式で作成しましょう。
つまり、章、節や小節のスタイル、ページのスタイル、式、表や図のスタイル、表や図の軸やラベル・
タイトル・凡例や線のスタイル、ページ番号・式番号・図表番号、参考文献リストのスタイル、式・表・図・参考文献の引用の形式などの体裁です。
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Q. 卒業研究論文・修士論文の形式にする理由は?
A. 卒業研究論文や修士論文の作成の時までに、LaTeXのさまざまなコマンドや機能の使い方、Matlab/Simulinkや作図ソフトウェアなどの使い方、大学に提出する論文フォーマットの作成の仕方が身に着きます。科学技術の記述方法や、論文の構成方法なども身に付きます。
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過去の卒業研究論文や修士論文、中間報告討論会資料を見て、それよりも良いものを目指して作成しましょう。
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何度も読み返して修正しましょう。
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先輩・同輩や友達から意見をもらいましょう。
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まとめる作業や他人への説明文を書く作業は、自分の理解を進める効率的な作業でもあります。まとめることができなかったり、説明できないけどわかっているという感覚は、自分の理解が足りず自分で作業を進められない明確なサインです。説明してまとめることに力を注ぎましょう。
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中間報告討論会資料は、卒業研究論文や修士論文ではありません。しかし、その多くの箇所は卒業研究論文や修士論文の部品となります。部品となるように中間報告討論会資料をいつもしっかり作成しておきましょう。
補足資料について
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補足資料として参考文献(のコピー)や、前回までの中間報告討論会の資
料を利用することで、参加者が中間報告討論会において内容を効率的に把
握・理解できることがあります。ただし、中間報告や討論の主題となる内
容、題材は、補足資料に頼るのは適切でなく、
その会の時点での発表者の意見・意図・視点で整理して中間
報告討論資料にまとめられるべきものです。中間報告討論会において補足
資料を中立的視点(参考文献の著者の視点)で読むという形になってしまうと、議
論まで到達できず、時間が膨大にかかっても結果的に発表者が得ることが
少ない非効率的な会となってしまいますので十分注意しましょう。
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発表者が当日参加者に渡す資料とは別に参考資料が必要な場合は、
参加者全員に事前にわかるように、発表者が参加者全員に必ず忘
れずに連絡しましょう。
発表方法について
- 機会と時間を最大限に活用できるよう、何を伝えたいのか議論したいのかなどを事前によく考えて
準備しきましょう。
- ホワイボード(黒板)や身振り手振りを利用して、効果的に説明しましょう。