研究計画・報告書
( 本ページは本研究室の学生用です )
作成・提出先
作成の一般的ルール
- 博士前期・後期課程の学生は、各学期の開始時に作成する。
- 博士前期課程1年は、指導教員と相談して副指導教員2人を指定された
グループの中から選ぶ。
博士後期課程1年は、指導教員と相談して副指導教員複数人を決定する。
- 指導教員と相談して研究計画・報告書作成し、副指導教員からコメント
をもらって指定期日までに指定場所に提出する。
- その他、学科に掲示された指示に従う。
計画についての基礎知識
- まず、学校の時間割や各提出・発表等の時期を調べる。直前に通知される
行事の締切や、把握漏れがないか調べるため、
先輩からの情報集めを必ず自分で行う。
- 学外等で行う・いたい研究活動の提出・発表等の締切の時期を調べる。
見当がつかない場合は、先輩や教員から情報集めしたり、相談する。
-
集めた締切等を日時順に並べ、それと重ねて目標としたい
研究進行の様子を想像してみる。
-
研究目的・経路や進行計画に沿わない活動行事を計画構想から削除する(学位取得に
必要な学内等の活動は削除できないことに注意)。
-
残った活動行事日時や締切等に基づいて、
それを達成するために必要な作業を割り出し、締切等
までに終了するための各作業手順の時期を定める。各完成予定時期は締切等以前であ
れば何日も前・何か月前でもよい。締切直前を計画とすることは極力避ける。
-
締切日・時期を並べることは、計画にはならないことに要注意。それでは計画は
達成できません。計画とは、達成できるための中間段階を含めた手順と、
その時期を定めることです。
作成への助言
- 計画・報告書は他人が読んでわかるように書く。よりわかりやすく書けば書
くほどその作業経験は自分の力となり、さらにその後本当に計画書として機能します。
- 指定された長さに収まるように書く。説明を加えるだけでわかりやすくしようと
すると、計画・報告書は長くなってしまうので注意する。
整理を繰り返して流れのある構成にすると、簡潔な説明となり、わかり易くなる。
説明を加えるだけでなく、全体をよく見て、冗長な説明、及び、主な内容
から関連が薄い部分を見つけて削除する。
- 「概要」には概要や目的を、「進捗状況」には進捗状況や今後活したい
事実や経験、「計画」には
計画を書く。同じ内容を繰り返さない。計画・報告書全
体の流れを作る。
- 最初にしっかりと課題・目標を頭に描く(作成初段階では
自信については必ずしも考えなくてもよい)。
- 分野・課題は必ずしもこれまでの延長でなくてよい。研究計画・報告書
の作成を通して、興味ややってみたいことをしっかりと整理する。研究計
画・報告書作成時期は、相談するよい機会でもある。
- できる限り明確で詳細な課題名を定める(長すぎた場合は、指導教員の
アドバイスも参考にして最終提出時に短縮表現を考案すればよい)。
- これまでの自分の研究成果や到達点をノートに整理する。
- 前回の研究開発計画・報告書を読み、その内容に沿って達成状況を整理する。
- 新たに文献調査や資料を勉強して情報を集めて知識増やし、
課題・目標の設定の参考にする。
- 自分の活動経験を参考にして、(仮に)定めた課題・目標を達成する
ための計画を立てる。通常は1〜2か月単位
の計画でよいが、発表(学内・学外)や提出期日の前の部分はより細
かい計画を立てる。課程修了までの自分をシミュレーションする。
研究計画・報告書の作成当学期はより具体的に想像する。
- 先輩が提出したもの見たり、そこから想像できない部分や経験を先輩
から直接聞く。
- 友達や先輩に計画書を読んでもらったり意見を交換したりして参考にする。
-
作成した研究計画・報告書に指導教員からアドバイスをもらい、研究計
画・報告書を修正して完成させる。また研究内容について得た知識も
課題・目標・計画の修正に活用する。
-
指導教員との相談・ディスカッションにより課題・目標をより明確に自分のも
のにし、研究進行をイメージしながら達成難易度をもう一度考える。万が一達
成が困難になった場合の方策を計画に盛り込む。