説明方法
( 本ページは本研究室の学生用です )
このページでは、日常の会話、勉強会、討論、中間報告会、プレゼンテーション
等でいつも共通に大切な「説明」について助言します。
プレゼンテーション等は他人が理解する・楽しむことが大きな目的ですが、
その前に「他人から有用なコメントや情報が得られるように自分が話しかける」とい
う最も基本的な事項について整理します。
基本的流れ
- 何をしようとして(目的)、
- どうやったら(方法)、
- こうなって(結果)、
- それをどう思うから(考察)。
- こうしてみたい(課題・疑問)。
コツ
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発展途中の勉強・研究を題材に話す・書くのですから、それぞれが
普遍的正解であるかどうかを気にするのではなく、
「明確にして」「とにかく話す・書く」ことが重要です。
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上記基本事項を伝えるために準備知識の説明が必要な時がありす。
準備事項は上記基本事項に必要な内容に絞り、基本事項に活用される観点に
沿って説明することが大切です。
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きっとこれまでは「結果」部分だけ話す・書くことが多く、素晴らしい説明は
素晴らしい結果が必要だと勘違いしていたかもしれません。
説明において「結果」は貧弱でもなんでも良いのです。上記基本事項が
あれば素晴らしい説明になり、他人に伝わり、有用なコメントや情報が得られ
るでしょう。
以上のような「説明」を心がけると、人に伝わるだけでなく、
自分の中でも理解が進みます。
整理は理解や進展の最大の動力です。